◆日常生活動作及び介護状況
下肢能力低下の為、歩行が不安定である。又、左上肢の可動域制限があり日常生活において困難が生じている。高齢の夫の介助を受けて在宅生活を送っている。
◆現状の問題点
両膝関節の変形、平行感覚不良・筋力低下がみられ、すり足歩行の他、立位動作に不安定さがある。既存浴室では転倒の危険性がある。
◆改修目標
安全に入浴できる環境設定を行うことで夫との自宅生活を継続的に行える様にする。また、転倒リスクの軽減を図るため身体機能を充分に発揮できるように温熱環境の整備を行う。
【1】安全に入浴できるようにユニットバスへの交換。
改修前 ⇒ 改修後
【2】浴室への出入りを容易にする為、開き戸を折れ戸に変える。
改修前 ⇒ 改修後
【3】浴室までの移動で転倒の危険性を軽減するため、段差をなくし、また滑りにくい床材に変更。
改修前 ⇒ 改修後
【4】ヒートショック対策として、浴室に内窓を設置する。
改修前 ⇒ 改修後
●工期 H23/12/19 〜 H23/12/30
●工事請負金額 1,025,850円
●工事補助金額 512,000円
●自己負担金額 513,850円